深海浴

そこにあるのは到底正気で受け入れきれる量ではない暗闇と
それから到底正気で受け入れきれるわけもない色彩の究極たちです。
頭上にも宇宙があって、足元の深くにも宇宙があって、その間に立つ人間の中にもまた宇宙があるのでした。

私は極めて狭い部屋で、単調な往復を見せる鉢の金魚のようにその現実を静かに感じているだけです。
でも、贅沢なものだとも思います。
たったの一滴で空をオーロラが躍るのですから。


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