半睡眠花

僕の頭痛と眩暈も他所に周囲には大ボリュームの喜怒哀楽が飛び交い続けていた。
俯いた視野の砂粒の中には小さな金色や銀色が見える、
普段は綺麗に見えるそれらさえ苛立たしいものに見えてしまう。
そんなことならいっそのこと周囲から意識を断ってしまおう。
そう思った瞬間から空は暗い雲に覆われ、意識は薄れていった。
薄い意識に花が咲く。
ぼんやり光る、青紫色の不思議な花だった。
突如花はカザグルマのように首を回転させながら微笑み始めたが、僕は笑わずにただじっと、目を回されていた。


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