音楽集

改造花アザミ_切り抜き3_convert_20170925142938
サウンドクラウドで公開中の自作音楽たちです。
曲にまつわる背景も少し書いているので
もし良ければご覧下さい。

本編は追記にあります。

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深海浴

そこにあるのは到底正気で受け入れきれる量ではない暗闇と
それから到底正気で受け入れきれるわけもない色彩の究極たちです。
頭上にも宇宙があって、足元の深くにも宇宙があって、その間に立つ人間の中にもまた宇宙があるのでした。

私は極めて狭い部屋で、単調な往復を見せる鉢の金魚のようにその現実を静かに感じているだけです。
でも、贅沢なものだとも思います。
たったの一滴で空をオーロラが躍るのですから。

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アンティークの静けさ

路地裏のショーケースの中には静かな人形が一体。
その光沢ある瞳には物憂げな青い雨が映っていました。
人形は自分が人間に変身して傘を差して歩く想像をしました。
傘は雨粒でリズムを奏で、長靴は路上に波紋を広げてチャプチャプ。
普段通行人が嫌がっているのが見える水溜りの存在さえも人形にはとても楽しいものに思えました。
漂ってくる紅茶の良い香りはオーナーの休憩時間であることを知らせます。
人形は特段愛に満ちた華やかな生活をしているわけでもないのですが
背中で微かに感じるオーナーの温かな気配、それからゆったり流れるこの静かな時間を大変気に入っていました。
時折人形は窓ガラスにぼんやりと映る自分の顔を見て
微笑んではいるものの生気がなくて不気味だと気にしていたりもするようです。

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半睡眠花

僕の頭痛と眩暈も他所に周囲には大ボリュームの喜怒哀楽が飛び交い続けていた。
俯いた視野の砂粒の中には小さな金色や銀色が見える、
普段は綺麗に見えるそれらさえ苛立たしいものに見えてしまう。
そんなことならいっそのこと周囲から意識を断ってしまおう。
そう思った瞬間から空は暗い雲に覆われ、意識は薄れていった。
薄い意識に花が咲く。
ぼんやり光る、青紫色の不思議な花だった。
突如花はカザグルマのように首を回転させながら微笑み始めたが、僕は笑わずにただじっと、目を回されていた。

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sanpo

目に見えない極薄のカラフルなクッキーを一枚
ビルのネオンに混じってなる甘い梨の匂い

目に見えない極薄のカラフルなクッキーを一枚
古いオルゴールの中にのみ咲く紫色の花の匂い

目に見えない極薄のカラフルなクッキーを一枚
未来の街に吹く潮風の匂い

音は追記へ

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日呼び桜

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暗い廊下と鳩時計


軽い眩暈。
視界も少しぼやけている。
日付が変わったと同時に、貴方は居もしない何かに揺り起こされるように目を覚ましてしまった。
トイレに行こうと布団を出た貴方は長めの階段を一段ずつ降りる。
ようやく暗い廊下に差し掛かった時、普段とは違う空間のような異様な気配を感じた。
さらに電球も切れ掛かっているのか、電気を付けても妙に暗い箇所が多い。
ぬるい冷や汗に反応して時間の流れは意地悪く鈍り
床の軋む音や得体の知れない低音らが心拍数を上げる。
時計の音が嫌に響く廊下では、木の木目がヒトの顔に見えてしまった。
話の通じない無数の顔。
口を呆けたように開けているくせに、その何処を見ているかわからない目だけは確かに害意を持ってるのがわかる。
ふと、貴方は時計の音がすること自体に疑問を持つ。
廊下に掛けてある鳩時計の電池はとっくの昔に切れていたはず。


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夢の展望台

誰もいない草原
霧のように漂っているのは可視化した孤独感である
今にも雨が降り出しそうな雲模様の下に
貴方は心配になった
遠くに鉄塔が見える
好奇心と不安がその景色を一層際立たせた

1.ベッドの上に戻る。
→閉じる

2.塔を目指す。
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意識漂流40℃

高温度の意識化において他人からは見えも聞けもしない自己の宇宙を当てもなく漂いながら抑圧不可能なリズムを浴び続けるカーニバルとも言える時間が開始しました。
貴方は精神世界の深奥を体験することによって日常生活の中では得られない発想を得たり精神的な力を増強させられる可能性があります。

1.それは危険を伴う時間でもある。速やかに眠りに付く。
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2.可能性を試す。
→追記へ

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デンシガイ

楽しい都会へようこそ。
排気ガスをアロマ代わりに色づくライトの点滅に眩暈を感じながら無数の交差を体験してください。
車スレスレのベビーカーにはご注意。

追記へ

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